外壁塗装関連の悩み、質問の中には、外壁塗装そのものの疑問もあります。
その中でも、この『外壁塗装をしないとどうなる?』というご質問に関しては、そもそもの話だと思います。
ここでは、塗装屋の目線で、外壁塗装をしないとどうなるかを少し書いてみます。
外壁塗装をしないと起こる事
外壁塗装を適切なサイクルで行わない場合に、起きると考えられる事を少し書きます。
外壁塗装は、そもそもですが、住宅の表面の保護という事になります。 まぁ、、美観という側面もあるのですが、そもそもは美観に問題が出て、それ以降 外壁塗装を行なわない状態が続くと以下のような事になります。
☆ひび割れ、コーキングの劣化から雨漏りの可能性が増える
外壁塗装となると外壁のみとお考えからも知れませんが、外壁には、壁だけでなく庇部分の鉄部や、サイディング住宅の場合は目地のコーキングお含まれると思います。
サイディング自体も今では高耐久の物を増えてきていますが、つなぎ目部分の目地に使われているコーキングにお関しては、早ければ5年も経過すると、部分的に劣化が起こってくる可能性もあります。
また、モルタルの外壁の場合のひび割れ、クラックに関して言いますと、細いひび割れも年数が経過すると、大きくなり、より雨水の侵入などが増える可能性が高くなります。
☆シロアリの発生リスクが高くなる
雨漏りまでいかなくても、部屋の内部に水が出てきてはじめて雨漏りと思われると藻いますが、室内に雨が入らない状態でも、壁と室内の間部分には雨漏りになっている可能性も高く、その湿気が問題です。
国内の戸建て住宅(2階建てまで)の場合、外壁面がモルタルであれ、窯業系サイディング材であれ、柱などには木材が使われています。
木材が湿気てくると、建てられている場所にもよりますが、白アりの発生する可能性が格段に上がります。
白アリは、腐りかけている木材を食べてどんどんの広範囲に悪影響が出てきます。
☆カビなどの原因にも
室内に湿気が入る事で、カビなどの発生も増えます。
外壁の劣化により、湿気が内部に入り、部屋内がかび臭いという事も出てきます。
即、部屋内のクロスがカビだらけになるという事は起きないのですが、クロスの裏部分がカビだらけになり、クロスが捲れて初めてビックリするという事もあります。
☆建物の耐久性の劣化
雨漏り、湿気、白アリと色々な事が重なってくると、建物そのものの耐久性に問題が出る事もあります。
白アリは当然ですが、柱などが湿気てくると、やはり建物自体の耐久性が劣ってきます。
地震や台風で大きな問題になる前に、確認が必要かも知れませんね。。
外壁塗装を長期間しない事で。。
外壁塗装を長期間行わないと、表面の保護が無くなるという事で、先ほど書いたように、さまざまな問題が出てきます。
他の事でも言えると思いますが、長期間 外壁塗装を行わないと、修理、補修の代金が予想以上にかかるという事も起きます。
住宅のメンテナンスとしましては外壁塗装の工事費用は、意外に安いと思います。
ある程度のサイクルで外壁塗装を行う事で、大きな工事を行わなくても住宅の今の状態で維持できるという事になります。
雨漏りなどが実際に起きてしまうと、その部分の補修、修理の他、室内の修繕もかかってきます。
室内まで雨漏りになると、床や室内の壁、当然クロスなどの貼り換えなども必要になります。 場合によっては天井材の貼り換えまで必要になるという事になるので、工事費用は高額になる可能性もあります。
外壁塗装時には、確認出来るところ全てのチェックを
外壁塗装と言いましても、外壁以外の部分も色々とあります。
外壁塗装時には、足場を建てての工事になる事が多いですが、そうなると、全ての部分の確認が可能になります。
ですので、定期的に外壁塗装というメンテナンスをする事で、当社の場合は、板金(鉄部)、樋、左官などの不具合箇所に関しても直せる部分はチェックして修理、補修が可能になります。
外壁部分で気になる箇所と耐久性
木部(5年から7年)
木部と言われる木製部分ですが、外壁に使われている部分の中でも劣化が早く、耐久性が低い部分だと思います。
塗料メーカーの見解でも5年程度での塗り替えがお薦めという事になっています。
木部に関しては、表面の保護や、防腐剤などで浸透させての保護を行わないと、非常に腐りやすい部分になります。
鉄部(5年から7年)
鉄部は、庇や、雨戸に使われている部分です。
雨戸は壁のように建て向きになっていますし、そのお多くが庇の下になるために直接 雨風を受けにくい為に以外に長持ちしますが、庇などの部分は、錆てきて、酷くなると穴があく事もあります。
コーキング(5年から7年)
窯業系サイディングの場合、目地部分は全てこのコーキングです。
サイディングは高耐久の物を出てきていますが、やはり現地で施工されるコーキングに関しては、耐久性は低いです。
コーキングの劣化により、サイディングの側面、裏面から雨水が浸透すると、サイディングも非常に弱いです。
このように、外壁塗装のサイクルは10年から15年と言われていますが、それよりも弱い部分もあります。
その為、早めに外壁の状態を確認して、適切な処理を行う事で、住宅を長持ちさせるのが最もお薦めだと思います。
当社の場合は、お問い合わせ、ご相談頂きますと、まずは現状の調査をしっかりとさせていただきます。
住宅メンテナンス診断士、外壁診断士の私自身がしっかりと確認し、現在の状態を調査報告書として提出させて頂いています。
その上で、施主様の思いをキッチリとお聞きし、適切な塗装仕様での見積もり書を提出させて頂く事にしています。
神戸市各区での外壁塗装、屋根塗装の悩みがおありであれば、何卒 お問い合わせ、ご連絡お願いいたします。
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