外壁の塗装を行うと考えた場合、多くの方々が今では数社の塗装工事会社の見積もりを比較していると思います。
当社は塗装専門の業者という事があるからかも知れませんが、塗装専門の業者の見積もりを相見積もりをするのであれば入れるべきでは?と思います。
建設会社、工務店、リフォーム会社、大手の外壁塗装専門会社(テレビなどでCM)、ハウスメーカーなど、これらどこでも、外壁塗装を行っていますが、結論から言いますと、全て実際に作業を行っているのは地域の塗装会社という可能性が高いです。
当然、大手の場合、信頼度も高いかも知れませんが、しっかりと大手や元請けの業者が現場管理や、塗料の事について詳しく知っているか?と言いますと微妙な部分もあるからです。。
当然、外壁塗装専門会社もお世話になっている工務店や建設会社の場合は特別な価格での施工もあるとは思いますが、現地の調査、見積もり提出や、色々な提案が出来る外壁塗装会社の場合は、価格的には、お値打ちである可能性は高いです。
ただ、今では、外壁塗装の営業会社というパターンもあって、営業のみで、実際に塗装作業を行うのは下請け、外注というパターンもあるので、少し注意が必要かも知れませんけど。。
外壁の塗装に使われる塗料の種類
外壁の塗装で今、多く使われているのは、水性塗料になります。
塗料の技術もどんどんと上がってきていまして、昔は溶剤塗料という溶剤で希釈する臭いもきつく、実際に塗装作業をおこなう方々にも影響が出るような塗料が一般的でした。
今でも、当然ではありますが、外壁面以外の樋、鉄部などに関しては溶剤の塗料が使われてはいますが、外壁の塗装で最も数量的にも大きい外壁面に関しては、水性塗料がメインになってきています。
外壁の塗装で今多く使われている塗料
外壁の塗装で今、一般的に多く使われている塗料の材料の種類はシリコン樹脂だと思います。
5年ほど前まではウレタン樹脂が一般的だったと思いますが、ウレタン樹脂よりも耐候性の良いシリコン樹脂が主流になってきています。
これは、耐候性を求める方々が多くなり、実際に使われる数量が多くなってきた事もあってシリコン樹脂の価格も下がってきているからだと思います。
とは言え、昨今の何もかも値上がりしている状態の中、シリコン樹脂塗料に関しても塗料メーカー各社で差はありますが、昨年以降3割以上の値上げがされてきています。 昨年中に1割ほど上がり、それ以降も段階的に2割、3割とどんどんと価格がアップしてきている状態です。
話がそれましたが、シリコン樹脂が一般的に使われているのですが、塗料の技術の進歩で、今ではシリコン樹脂の中でもより塗料の劣化が少なく、汚れにくいという事でラジカル抑制シリコン樹脂という物は販売されてきています。
塗料メーカーで言いますと、エスケー化研のプレミアムシリコンや、アステックペイントのスーパーラジカルシリコンGH、シリコンREVO1000などです。
日本ペイントのラジカル抑制塗料は、メーカーの見解でもシリコン樹脂という明記はされていないので、ウレタンとシリコンの中間という感じだそうです。
外壁の塗装でより耐候性が期待できる塗料
ラジカル抑制シリコン樹脂以上に耐候性が期待できるといわれていて、今では使用している塗装会社も増えてきているのが、フッ素樹脂、無機塗料という塗料になります。
どれも、そもそもは溶剤型で希釈するのはシンナーでしたが、今では水で希釈可能な水性塗料も出てきています。
これらはメーカーの見解でも耐候年数は16年から20年という事が書かれています。
ただ、これは塗装会社の考え方もあるとは思いますが、耐候性が良いのは分かりますが、塗膜の硬さが気になると当社は思っています。
塗膜が固いのは耐候性が良いという反面、外壁面に追従しにくいという部分もあると思います。
窯業系サイディング材の外壁塗装などの場合は、フッ素樹脂、無機塗料も選択しても良いかも知れませんが、防水性が気になるモルタル外壁の場合は、ラジカル抑制シリコン樹脂の方が価格面でも耐候性でもお薦めのような気がしています。
また、耐候性は16年から20年というのはお薦め出来るメリットではありますが、窯業系サイディングの場合のウィークポイントである目地のコーキングは、そもそも10年未満の耐候性と言われています。
そう考えると、塗装面の耐候性と、目地の耐候性に違いがありすぎるという事も言えると思います。
今後、塗料の技術が進歩して、どのようななるかが気になる部分ではあります。
外壁の塗装での外壁面以外の塗料
外壁面以外の塗装に使われるのは、溶剤型がメインという事を書かせて頂きました。
樋や、雨戸、水切りなどの金属製部分がメインです。 当然の話ですが、金属製の部分は錆が問題です。 その為に、しっかりと錆止め塗装を行った上で上塗りを行うのが基本です。
当社の場合は、錆止め塗料は2液性の変性エポキシ樹脂塗料を使っています。 変性エポキシ樹脂塗料は、上塗りの密着もよくお薦めの塗料になります。
当社は2液性を使っていますが、1液性の物も販売されています。
2液性というのは、主材と硬化剤を混ぜて使う塗料です。 密着という事で考えると、メーカーの見解は微妙なのですが、2液性の方が断然 お薦めだと思っています。
塗装会社によっては1液性を使う業者もいたりするようですが、DIYでの塗装でない限り2液性がお薦めだとは思います。
上塗りに関しては、現在は2液性のシリコン樹脂が主流だとは思います。 しかし、当社は数年前まで2液性のウレタン樹脂を使っていましたが、耐候性も非常に優れていますので、2液性のウレタン樹脂という選択もあるとは思います。
ウレタン樹脂の方が柔らかく、密着は良いように思います。
このように、外壁の塗装に使われる塗料と言っても非常に色々とあると思います。
塗装する部分、現在の状態、それに施主様の思う耐候性やご予算で使う塗料を変える事も可能です。 この辺りは、調査時にお話しをお伺いできれば、色々なご提案も可能だと思います。
神戸市での外壁塗装、屋根塗装をお考えであれば、塗装を行う色々な業種の見積もりの中に当社の見積もりを入れて頂きたいと思います。
外壁の塗装は価格だけでなく、下地の補修や、どのような塗料を使うなど、色々な面で比較する事はお薦めではあると思います。
ちなみに、公式ラインも開設いたしました。 ラインのお問い合わせも可能です。
ラインの場合は、お友達登録のあと、スタンプでも構いませんので、なにかしらのメッセージをお願いいたします。 メッセージを送って頂いた状態になり、初めて、こちらからのご連絡が可能になります。 こちらも、よろしくお願いいたします。