外壁塗装工事をする事が決まった場合、次に問題になるのが、色の問題だと思います。
外壁塗装工事は、外壁のメンテナンスというう事で、塗膜の保護、補修、修理という事が一番の目的だと思いますが、やはり10年とか、それ以上の間隔で行う為に、外壁の塗装色を変えてイメージチェンジを行うという目的もあると思います。
当社も、お問い合わせから色々な方々とお話をさせて頂きましたが、新築時に購入した時の色が少し気に入らなかったとか、10年前の色の人気と考えると、多くの方々の望みの色が変わってきているという事もあって、色の違いだけで古い家のように見えるという事もあります。
ここでは、外壁塗装の色決めの問題と、シミュレーション画像による色決めに関して書かせてもらいます。
外壁塗装 色見本
外壁塗装での色決めとして、最も最初に行うのが、色見本の確認という事だと思います。
色見本というのは、各塗料メーカーの外壁塗装に使われる塗料に対して、基本の色が掲載されている色見本帳という物があります。
この色見本帳は、各塗料メーカーによって種類(色数)も違うのですが、多くの場合、最もよく使われていえう色を選別して掲載している物になります。
ですので、外壁塗装をすると決まった場合、最初に塗装業者から確認を依頼されるのが、この塗料メーカーの色見本帳だと思います。
しかし、問題は、塗料メーカーの色見本帳は先ほども書いたように、一般的な色という事になります。 その為、イメージをガラリと変えたいとか他の家とは変えた色での外壁塗装を行いたいなどの場合は、塗料メーカーの色見本帳だけでは不十分な感じな方もいらっしゃると思います。
そのような場合は、日本塗料工業会が出している色見本帳を確認する事をお薦めします。 この日本塗料工業会の色見本帳は非常に多くの色からお好きな色を確認する事が出来ます。 また色によって、日本塗料工業会の色番号が掲載されているので、見本帳の発行年度と、色番号でお好きな色を伝える事も可能です。
ただ、少し専門的な話になりますが、日本塗料工業会の色番号は多くの塗料での色を考えて作られています。 その為、今 一般的になってきている外壁塗料の水性塗料の場合は、全く同じ色が表現できないという事もあります。
また、塗料メーカーや材料によって色を作っている原料の違いもあり、各社が出している色見本帳の方がばっちりと色が出るという事になります。
外壁塗装色 人気の色
外壁塗装色で人気の色は、白、アイボリー、クリーム、ベージュ、グレーなど、やはり一般的な色が人気ではあります。
しかし、アイボリーからベージュまで色見本帳を確認して頂ければ分かりますが、非常に色の種類は豊富です。 その為、クリームやベージュと言っても、非常に多くに色があるために悩まれる方も多いかも知れません。
当社が今までの経験では、やはり現在の色に近い色と言われる方も多いです。
しかし、塗料はそもそも経年劣化で色自体も変わってきています。 多くの色が年数が経つと紫外線、雨の影響で白っぽくなってきます。
これは、どんな色でも言える事だとは思います。
その為、今の家と同じ色という場合は、塗り替えた時には、前よりも濃いめの色になったような感じがします。(そもそもの塗装後の色はそうだったんですが。。)
これらの事を踏まえて、アイボリー、ベージュなどの色合いが人気なポイントは、やはり経年劣化で塗膜が劣化した場合でも、目立ちにくいという部分もあります。
発色の良い色での塗装の場合は、年数によってボケ気味の色になる場合も多いです。
外壁塗装色 見本帳と違う問題
外壁塗装色が、実際に塗装後に確認すると、見本帳と色が違うという事が話題になっています。。
これは、色々な、問題があると思います。
⓵色見本帳は、紙に印刷、もしくは塗装されている
⓶色見本帳の大きさは非常に小さく、実際の外壁面とは面積が違う
⓷色見本帳の場合は、隣の色などで感覚的に違う色に見えている
⓸外壁に塗装した場合は、外壁のお模様、凸凹により違って見える
⓹外壁は光の当たる、当たらない、影になっている等がある
⓺色見本帳確認を夜や蛍光灯の下で行った
簡単に列記しても、上記のように色々な色見本帳と色が違うように見えるポイントがあります。
少しでもそのような事を無くす為には、外壁塗装色が決まった場合は大き目の板に塗装した物を外で確認するというのがお薦めです。
塗装業界では塗り板と言われるA4サイズの板に使われる塗料を塗装した物での確認がお薦めの方法になります。
ただ、この板で確認したとしても、やはり家の場合は少しの影などで色の見え方が違ってきますので、非常に難しい部分はあります。
外壁塗装 色について
外壁塗装は最初にも書きましたが色を変えてイメージチェンジをするタイミングでもあります。
ただ、色を変えるというだけでなく、2色、3色や部分的にポイントカラーを使うという事もお薦めです。
但し、一般的に外壁塗装に限らず、同じ物を多数の色で塗り分けるという事はゴチャゴチャしてしまって、後から後悔される場合も多いみたいです。
基本的に合計で3色という事が言われています。
ただ、塗装不可な部分であるアルミサッシ部分などをその3色に入れるのか、入れないのかは感覚的な問題にもなります。
サッシ部分が白であれば、他の部分に白と使っても違和感のない場合も多いです。
また外壁塗装の部分だけでなく、屋根部分が常に見えているのか?というのもあります。
勾配のキツイ屋根で外壁の一部のように屋根が見えているという家の場合は屋根塗装の色も考えると良いかも知れません。
また、今では、窯業系サイディング材を1色で塗ってしまうのではなく、サイディングの凸凹部分を利用し、ローラーの毛の長さを変えて2色、3色での塗装も可能です。 塗装回数が増えてしまいますが、多彩塗装と言って窯業系サイディングの意匠性が高い物であれば、お薦めの塗装方法だと思います。
外壁塗装とシミュレーション画像
外壁塗装に関しては、最初に、実際に使われる塗料メーカーの塗料の色見本帳で大まかに色を選び、それらを実際にA4サイズの大きさに塗装した塗り板で確認するというのが当社のお薦めの色決め方法になります。
その時に、実際に家の画像を画像処理して色を塗り替えるシミュレーション画像を確認する事もお薦めです。
当社の場合は、必要であれば、ご契約された施主様に関しましては、2~3種類のシミュレーション画像作成をサービスで行っています。
その時に、2色、3色やポイントカラーも可能で、ツートンカラーの家にする事なども可能です。
実際の家でのシミュレーション画像のみが必要な方も格安で画像作成も行わせて頂きます。 外壁塗装を今すぐではないけど検討中だという方などもご利用いただいてOKです。
自分に家でのシミュレーション画像以外では、大手の塗料メーカーのシミュレーション画像サイトなども利用して頂くと良いと思います。
下記のリンクを貼っておきます。
アンドロイド、iosですが、今では実際の画像を取り込んでのシミュレーション画像作成が可能な無料アプリもあります。
まだまだ、画像を取り込んでのシミュレーション画像作成アプリは、難しい部分もありますが、使ってみる価値はあるとは思います。
外壁塗装と色に関して、色々と書かせて頂きました。
当社では、色の御相談もお受けしておりますし、記事内にも書かせて頂きましたが、ご契約の施主様には実際に家の画像でのシミュレーション画像作成をサービスで行っております。
気になる方は、ぜひお問い合わせお願いいたします。
ちなみに、公式ラインも開設いたしました。 ラインのお問い合わせも可能です。
ラインの場合は、お友達登録のあと、スタンプでも構いませんので、なにかしらのメッセージをお願いいたします。 メッセージを送って頂いた状態になり、初めて、こちらからのご連絡が可能になります。 こちらも、よろしくお願いいたします。