外壁塗装の費用の話題です。。
外壁塗装を行う場合、工事費用が気になるとう方も多いと思います。。 というか、御見積を提出した時でも多くの方々がこの費用に注目されているような気がしますので、外壁塗装の工事費用は重要という事は間違いないと思います。
そこで、今回は外壁塗装の費用と塗料の関係について考えてみます。
当然、当社の考えという事ですし、当社のような塗装を実際に工事する塗装工事業者と、リフォーム業者や建築会社とは少し違うかも知れませんので、どこまで参考になるのか?とも思います。
まず、実際に塗装工事を行う、塗装業者としては、極端に塗装を行うのが塗りにくいというような塗料以外は、工賃(作業代金)に関しては、そこまで違いはないと考えて良いです。
塗装を行う、作業代金は、塗料の種類が変わったとしても、あまり変わらないという感じになります。
ただ、塗装を行う場所や、塗装を行う道具に関しての違いは出てくるのでは?と思っています。
塗装の場所と言いますと、簡単に分ければ、外壁であっても、壁面、軒裏面、付帯部分と言われる樋(縦、横)、それに鉄部と言われる水切りなどになると思います。
実際は、これらの塗装箇所であっても、同じ材料で塗装出来る物もあれば、塗料自体が違うという部分もあります。
ここ最近の、塗料で考えると以下になります。
外壁部分 水性塗料(アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂、無機塗料)
軒裏部分 水性塗料(一般的に、透水性の良い材料で、あまり膜厚にならないタイプが使われています)
付帯部分 溶剤系塗料(今では、ウレタン樹脂以上の材料がメインです。 1液タイプ、2液タイプがあります)
鉄部 溶剤系塗料(付帯部分と同じではありますが、鉄部には、変性エポキシ樹脂の錆止め塗料がプラスされます)
これらの塗料の組み合わせで外壁塗装の費用が変わると言っても良いと思います。
メインになる外壁部分に関しては、アクリル樹脂塗料は既に新築などで使われる事はあっても改修、塗り替え工事の場合はあまり使われなくなってきている塗料です。
今の主流は、シリコン樹脂と考えて良いと思います。
当社の場合は、シリコン樹脂でもラジカル抑制タイプの塗料をメインに使っています。 メーカー名ではエスケー化研のプレミアムシリコンという材料になります。
より、耐久性をアップさせる為に、フッ素樹脂や無機塗料という考えもあるのはありますが、耐久性はアップされますが、窯業系サイディングの目地コーキングの劣化や、そもそもの汚れの面を考えると、外壁塗装のサイクルは、12~15年かも?と考えておりますので、それ以上の耐候性を塗料に求めても、あまりメリットがないという考えで提案させて頂いています。
外壁塗料の費用で考えても、費用対効果が最も高いのが、そのような理由でシリコン樹脂ではないでしょうか?
また、シリコン樹脂は当社がメインに使っているラジカル抑制シリコン樹脂のプレミアムシリコンのように人気のある、塗料の方が価格も安くなる傾向にあるので、お得感はあります。
ただ、重要な部分は、塗料ランクによる費用という部分も問題にはなりますが、その塗料の性能をしっかりと出せる塗装を行うのかは、少し違う話になってきます。
メーカーがキッチリと決めた希釈率での希釈を行い、適切な塗料の量を塗装するというのが実はすごく重要という部分になります。
その為、キッチリとメーカーの規定の希釈で塗装したウレタン樹脂(少し前の人気塗料)の塗膜と、希釈率が高く、薄くなっているシリコン樹脂やフッ素樹脂、それにしっかりと工程での塗装を行った部分と、工程の回数を減らしている部分とでは、どちらが耐候性が高いかという問題もあります。
勿論、いくら耐候性が高い塗料であっても、しっかりと決められた塗装を行わないのであれば、耐候性は期待できません。
ですので、塗料の問題と共に重要なのは、キッチリと誠実に塗装工事を行っているのか?という部分は重要になってきます。
外壁塗装の工事費用で見ると塗料は重要な項目ではありますが、結局は、その塗料をいかに塗装するかというのが重要な部分になってきます。
ですので、高耐久で高価な塗料を使っていても、逆に工事費用が安くなっているパターンや、真面目にしっかりとメーカーの規定を守って塗料の性能をしっかり出る塗装を行うと塗料自体の量も増えてきますので、工事費用が高くなってしまうという事さえあります。
外壁塗装を考える場合、費用面も確認するのは重要ではありますが、しっかりとした作業を行ってくれるのか?という部分はなかなか重要だと思います。
とは言っても、どの会社も自社が真面目にキッチリした作業を行っているとしかいいませんで、塗装が完了してすぐに不具合が出るというパターンはなかなか少ないと思いますので、その結果が出るのは、数年後という事になるので、非常に見極めるのは難しいと思います。
費用面で考える、やはり実際に工事を行う塗装業者であるか? 見積もり時にキッチリとした仕様書や、調査報告書を出してくれるか? 営業担当というだけでなく、その会社自身が信用、信頼できるか?というのが重要かも?と思います。
勿論、建設業許可を取得している、各資格があるというのも重要だとは思いますが。。。
ちなみに、当社の場合は、見積もり時に調査報告書、仕様書をださせて頂き、ご不明な点は何度でもご質問頂ければご説明させて頂きます。
それに、小さい会社だからこそ、実際に見積もりを行うのも、作業を行うのも私自身がメインで行っているという部分があります。
事務員や、営業担当ばかにが多くいる会社で実際に塗装作業を行うのは、外注がメインという会社もありますので、そのような部分では塗料の値段の違いだけでない部分も当然 出てくると思います。
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