外壁塗装期間についてです。。
御見積を依頼して頂いた時、また工事に着工する前に工程などのお話をする場合に、多くの方々から、『どの位の期間、かかりますか？』とお聞きする事が多いので、少し、外壁塗装の期間について書いてみます。。
外壁塗装の場合、当然の話ですが、住宅の大きさによっても工事にかかる期間は違ってきます。 一般的な2階建ての住宅の場合、極端に難しい工法や、ややこしい部分が無いのであれば1週間から１０日間という期間が一般的かもしれません。。
当然、外壁塗装と同時に屋根の塗装をされる場合は、それにプラス数日かかると思っていただいて良いです。
当社の場合は、仮設工事の翌日に、外壁塗装、屋根塗装で最初に高圧洗浄を行います。
その場合、鉄部のケレン（掃除）などを高圧洗浄前に行う場合もありますが、どちらにいたしましても最初は高圧洗浄になります。
高圧洗浄を行った日には、他に作業を行う事が出来ないのが普通の状態です。
先ほど書いたように、鉄部の錆の状態によって、掃除を行うと、錆の粉が大量に出るという場合は、洗浄前に、この作業を行う事もありますが、洗浄後には、塗装する面、補修する箇所があっても水分を含んでいて他の作業が出来ません。
翌日に、補修する箇所、塗装箇所が十分に乾いている状態で次ぎの工程に移ります。
鉄部の錆止めや、コーキングの補修、打ち直し（仮設工事の後に先行する場合もあります）などを行い、外壁塗装に入ります。
屋根塗装を同時に行う場合は、屋根部分の塗装を行いながら、同時進行で外壁塗装を行っていきます。
この時点で足場組立から考えると、3日ほど経っています。
外壁塗装を行うのですが、当社の場合は、ベランダ（洗濯物で使う）や、窓を開けたい季節の場合は、施主様と相談をしながら、塗装面を決めて塗装を開始しています。
出来るだけ窓の養生（ナイロンなどで塞ぐ）の期間を短くして施主様の負担を少なくしようと思いますが、季節の問題、雨の問題もあって、養生を行った翌日に、養生を外すというのが一般的になっています。
塗装する材料にもよりますが、下塗り、中塗り、上塗りと最低でも3工程ありますので、塗装間隔（乾きの問題）を考えると、翌日に養生を外す感じと考えて頂いているといいと思います。
この辺りで、一般的な住宅の場合は、５～６日になっています。
この後、付帯部の塗装（雨戸、樋、その他）を行いますので、２日ほどかかります。
全体の塗装が完了した時点で、どうしても非塗装部分に付着してしまった塗料を取ったり、掃除する部分がありますので、自社でのチェックを行いながら、その作業をしていきます。
それらが全て終わった状態で仮設足場の撤去になります。
足場の組み方にもよりますが、足場があるせいで塗装できなかった部分などがあるという場合は、最終の段階で、その部位の塗装、全体の掃除を行う事になるので、トータルで1週間から１０日という塗装期間がかかってしまいます。。
実は、作業を行う職人の数が多いと早く終わるのでは？と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、職人の数が増えても一般的な一戸建ての場合は、塗装の乾燥期間などの兼ね合いもあって、日数はさほど変わらない状態です。
大き目の建物の場合は人数が増える事によって作業の進みも違ってきますが、戸建て住宅の場合は、そのような感じだと思っていただいて良いと思います。
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