家の外壁塗装の必要性についてです。
家の外壁塗装を悩まれている方、実際 外壁塗装は必要なのか？と思われている方もいらっしゃるかも知れません。
塗装屋だからという訳ではありませんが、外壁塗装は必要だと思います。
美観での塗装という観点からすれば、外壁塗装を行わなくても、別に問題ないのかも知れません。
しかし、どのような素材でできた外壁であっても、やはり雨風に常にさらされているし、経年劣化で痛む部分もありますので、ある程度のサイクルでのメンテナンスは必要になってきます。
外壁塗装を行うタイミングで、キッチリと外壁の状態を確認し、補修する事がお薦めの部分に関しては、適切な補修、修理を行い、その上で外壁塗装を行うというのが重要になってきます。
全く、外壁塗装の知識がない方でも、最も外壁塗装の劣化が分かるポイントとしては、外壁のチョーキングという現象があります。
上の画像は、かなり分かりやすい状態ではありますが、手で外壁面を触って、手に白い粉が付着する状態はすでに外壁の塗装面が劣化しているという事になります。
ただし、この酷い状態をそのまま放置していると、この白い粉さえも手に付かない状態になる場合もあります。
そのような場合は、このチョーキングの状態よりも外壁塗装部分が劣化していると考えて良いと思います。
では、そもそもチョーキングが起きている状態は、なぜに外壁塗装をする必要があるのか？という話になりますよね。。
実は、このチョーキングが行っているという事は、すでに塗装されている塗料が、そのものの表面、塗装面を保護するという状態ではなくなっているという事になります。
その為、窯業サイディングの外壁であれ、モルタル外壁であれ、雨水などが外壁の表面から浸透してしまっている可能性が高いという事になります。
非常に硬くて、丈夫そうに見える外壁ですが、そもそも水には非常に弱いです。 弱い為に、新築時などに外壁を塗装し、守っているという事になります。
ですので、この守っている塗装部分が劣化する事で、雨などの水分が浸透してしまうという事になります。
美観的な考えだけであれば、汚れていても問題ないと思われるかも知れませんが、弱くなっている状態で放置していると、外壁面の劣化がどんどんと進み、雨漏りの原因にもなりますし、小さなひび割れなどが起きやすくなります。
そうなると、補修、修理の手間や工事代金が多くかかってしまう為に、後悔する事になりかねません。
外壁塗装の工事代金を、全体的な外壁の修理で考えると、随分と安く付くという事ですので、早めに外壁塗装でのメンテナンスを行うのが非常にお薦めという事になります。
外壁塗装時の適切な補修、修理のメンテナンスという事について書かせて頂くと。。
窯業系サイディングの場合は、目地、サッシ廻りのコーキングです。 このコーキング材は意外に劣化が早いです。 確認してみて、細かいひび割れが確認出来るとか、隙間がすでにある、触ってみると硬くなっているというような事があれば、すでにコーキングは劣化している状態です。
コーキング部分は柔軟な状態だからこそ、キッチリとつなぎ合っている状態の為、硬くなってしまっているのは問題です。
また、モルタル外壁（セメント）の場合は、経年劣化でひび割れが起きますし、そのまま放置すると、ひび割れは大きくなったりします。
ですので、外壁塗装時のメンテナンスとしては、ひび割れ部分をしっかりと補修してからの塗装が重要になります。
外壁塗装は、美観のみでなく、家の耐候性を高める為に必要ですが、この外壁塗装前の適切なメンテナンス（修理、補修）行わないというのであれば、問題ありだと思います。（工事代金が極端に安いとか、外壁塗装工事を下請け、孫請けなどが行う大手の外壁塗装会社の場合、よくある話です。。）
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