ウッドデッキの塗装に関しての話題です。
当社は神戸市長田区にあるのですが、ウッドデッキ塗装に関しては、長田区での塗装経験は記憶にあんまりありません。
ウッドデッキがあるとなると、やはりお庭の広い地域なのかも?と思います。
そのせいか、ウッドデッキ塗装の経験は神戸市で言いますと神戸市北区、神戸市西区、垂水区辺りが今までの経験では多いです。
ウッドデッキの塗装に関して
ウッドデッキに限らずの話ですが、濡れ縁に関しましても、木部はやはり通常の外壁部分よりも劣化が激しいところがあります。
塗装に耐候年数の話が良く出ますが、木部に関しては5年程度になるという感じです。
その木部の中でもやはりウッドデッキに関しましては、雨などを受ける面になりますので、やはり塗装の劣化は激しいです。
また、ウッドデッキに関しては、使われている木材によっても、その耐候年数は変わってきます。
そもそも、日本は高温多湿という事ですし、ウッドデッキは、その下部分からの湿気のせいもあるために、こまめなメンテナンスが必須という事になります。
ウッドデッキについては、ホームセンターなどでのウッドデッキ用の塗料なども販売されていますので、DIYでの塗装という事を考えられている方も少なからずいらっしゃると思います。
当社も外壁塗装の時に、ウッドデッキはDIYでの塗装を考えているので、塗装方法や塗装に使う塗料についてのご質問を受ける事もあります。
DIYにしても、当社がウッドデッキを塗装する時にしても、やはりお薦めは防腐剤系の塗料という事になると思います。
実は、塗料は、造膜タイプと言われる膜を作る塗料と、防腐剤のように浸透しているタイプの塗料があります。
外壁塗装、屋根塗装など、耐候性を上げる為に塗装する塗料の多くは造膜タイプの塗料になりますが、ウッドデッキなど木部の塗装にはあまり向かないと思います。
造膜タイプの塗料を塗装してしまうと、塗膜と木部の表面に雨水などが浸入してしまうと、気化する事も難しく内部で木部を腐らせてしまい、気が付いた時には、腐っているという事も実は多いです。
ホームセンターなどで最も塗装しやすいという感じで販売されている水性塗料などがこの造膜タイプの塗料になります。 価格も安いという事で実は多くのDIYでの塗装を考えていらっしゃる方が使った事があったり、使おうと思っていたりすると思います。
今までの経験でもウッドデッキや、木製の柵をこの水性塗料で塗られているという場合の多くが、中側で木部が腐ってしまっていたという事も多いです。
ですので、ウッドデッキなどの場合は、できれば浸透性のある防腐剤系の塗料をお薦めします。
ウッドデッキの塗装工程に関して
ウッドデッキだからといって、特別な塗装方法があるのかと言えば、そうではありません。
実は、木部であっても、鉄部であっても、塗装の基本はやはり下地調整、下地処理だと思います。
ウッドデッキの場合も、まずは旧塗膜(ウッドデッキの表面)を綺麗に落とすという事が重要です。
一般的には、ペーパーで表面を研磨するという事になります。
塗装屋の場合は、ウッドデッキ自身の今の状態によっては電動のサンダーなどを掛ける事もあります。
木部の表面があれていて、毛羽立ちなどがある場合も、出来るだけ綺麗に下地を研磨する事が重要です。
その後、綺麗に掃除をした後で、完全に乾燥させてからの塗装がベストです。
木部の内部に湿気が入っていると、いくら浸透性の塗料、防腐剤であっても、そのものの効果を発揮する事が出来ないからです。
それから、やっと塗装になります。
ウッドデッキや、その他の木部に関しては、出来るだけ多くの材料をしみ込ませるように塗装するのがベストです。 コテ刷毛と言われる、スポンジ状のコテを使うとDIYでウッドデッキを塗装するのにお薦めだと思います。 塗装職人は刷毛での塗装を行う場合が多いとは思いますが、コテ刷毛での塗装もあると思います。
ようは、刷毛目が入らないように、できるだけ均一に塗装する事で、乾燥後のムラを無くす事ができるからです。
ウッドデッキなどは、そこまでではありませんが、室内の枠類や、床、木製建具などの塗装の場合は、オイルステインを塗装後、ウエスでふき取るなどの作業を行う事もあります。
それだけ、均一に塗装しなければムラの原因になるからです。
ウッドデッキの場合は、最低でも2回から3回の塗装が必要だと思います。 今では、塗装回数が少なくていいような材料なども販売されていますので、こまめな塗装が可能な方や、数年に一回はメンテナンスが可能という方は、そのような材料を使うのも良いかも知れません。
ウッドデッキの塗料
当社がメインに使っているウッドデッキ塗装用の塗料は、キシラデコールになります。
木製の柵や、外壁の取り付けられている木部に関しては、水性のキシラデコールを塗装する事もありますが、ウッドデッキに関しては、油性タイプのキシラデコールを使う事がメインです。
※上の画像の手摺壁(木部)まどもウッドデッキ同様、キシラデコールでの塗装を行っております。
今回はウッドデッキに関しての塗装の話を書かせて頂きました。
神戸市近隣でウッドデッキの塗装が気になるという方は、ぜひともお問い合わせ、よろしくお願いいたします。
また、DIYでのウッドデッキ塗装をお考えの方で、塗装に関しての不安や疑問、方法の質問などがございましたら、お問い合わせフォームからご相談して頂ければと思います。
フリーコールでのお問い合わせは、0800-080-5055 によろしくお願いいたします。
ちなみに、公式ラインも開設いたしました。 ラインのお問い合わせも可能です。
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