外壁塗装での塗り回数が気になるというご質問、お問い合わせも多いようです。。
インターネットの検索でも外壁塗装の塗回数に関して2回塗り、3回塗り、4回塗り、5回塗りなど、回数をチェックされている方もいらっしゃるようですので、外壁塗装の塗回数に関して、少し書かせて頂きます。
外壁塗装 2回塗りとは?
外壁塗装で2回塗りという事をチェックされている方の多くは実際に見積もりを確認してて2回塗りと書いているけど、それは正解なの?という方もいらっしゃるかも知れません。
2回塗りという書き方だけでは、少し微妙・・・というように私は思います。
今では、モリたる外壁であっても、窯業系サイディングの外壁であっても外壁塗装で使われる塗料は水性の物が多いという事もあるので、水性塗料に関して少し書かせてもらいます。
日本で販売されている大手のメーカーである、エスケー化研、日本ペイント、関西ペイント、キクスイ塗料、スズカファインなど、色々な塗料メーカーがありますが、その販売されている多くの塗料の仕様を確認してみると、外壁塗装の場合の塗装の塗回数は3回という書き方になっています。
3回と言いますので、まずは下地をキッチリとした状態(塗料が綺麗にのる状態)にする為に下塗りを行います。 これが1回目の塗装という事になります。
その上に、中塗り、上塗りという塗り重ねを行いますが、今では塗料の多くが上塗りの材料を2回塗装するというのがメインになってきています。
その為、外壁塗装の上塗り 2回塗りというのは、実はメーカーが定めた仕様に乗っとった塗装回数という事になります。
ちなみに、当社の見積もりの書き方でも、下塗り×1回、上塗り×2回というような合計で3回塗りという書き方をさせて頂く事が多いです。
ですので、2回塗りというのが、全て手抜きというような事ではなく、下塗りと合計すると3回塗りというのが一般的な外壁塗装の塗装回数だと考えて頂いて良いと思います。
上塗り2回という書き方以外に、先ほども書いたように中塗り、上塗りという書き方で見積書を提出する場合もあるとは思いますので、下塗りとの合計の塗装回数をチェックしてみるのも良いと思います。
外壁塗装 3回塗りに関して・・
外壁塗装で3回塗りというのは、先ほども書かせて頂いたように、下塗りを合わせての3回塗りという事で一般的な塗装仕様と思います。
しかし、上塗りを3回塗装します! というパターンも無いとは言えません。
上塗りを2回塗装しても、キッチリと塗膜が形成されない塗料などは3回塗りを行う必要があるパターンも無いとは言えません。
しかし、考え方は塗装会社によって違いはあるとは思いますが、そのような場合なら、下塗りの回数を増やすというのが最も一般的な塗装方法になると思います。
下地の状態が非常に悪いとか、リシン壁などで劣化が激しく、触っただけでリシンが落ちるという場合は、下塗りの回数と、下塗りの種類も考える必要があるからです。
今では、モルタル外壁の場合、微弾性フィーラーでの下塗り塗装が一般的になってきています。
この材料は下地をキッチリと整えてくれるという事が期待できる為に、上塗りののりがよく綺麗に仕上がるという事があるからです。
しかし、先ほど書いたような既存の下地が悪い状態で微弾性フィーラーを直接塗装してしまうと、下地の弱い部分から、塗装をした塗膜そのものが剥がれたり、浮いたりする事が非常に多いです。
ですので、まずは浸透性の高いシーラーと言われる、非常に粘度の薄い塗料を浸透させて下地を強固にする必要性があります。
ですので、塗装の仕様的には、下塗り×2、中塗り×1、上塗り×1というパターンになってきます。
見積書の記載ではシーラー×1、フィーラー×1、中塗り×1、上塗り×1という書き方の場合もあるとは思います。
このように、3回塗りという書き方だけでは、色々な考え方が出てくるので、結局、どの部分の塗装の回数なのかがハッキリしないという事もありますので、見積書に3回塗りという書き方しか書かれていない場合は、どの塗料を何回塗装するのかを質問するなり、問い合わせてみると良いかも知れません。
外壁塗装 4回塗り、5回塗り・・
外壁塗装で、4回塗り、5回塗りなど、塗り回数を多く書かれている場合もあるかも知れません。
塗回数が多いというのは丁寧で、より耐久性が高いのか? これは非常に微妙です。。。 と言いますが、あまりお薦めできない場合もあります。
先程の記事で書かせてもらったように、下地の状態によって下塗り材をの塗装を増やすとか、黄色や、赤色など発色の良い色を塗装する場合は上塗りの回数を増やす事で綺麗に仕上がる事になるので、回数を増やす可能性もあります。
しかし、特別な理由がないにも関わらずに塗回数を増やす事が、丁寧だとか耐久性を上げているというのは言い難いです。
実は、塗装の回数に関しては各社 塗料メーカーがしっかりと記載している為、それ以上の回数を塗装する事で割れや、膨れなどが逆に行ってしまう可能性もあるからです。
この辺りは、キッチリとメーカーに確認してから仕様を決める必要もあるとは思います。
一般的な外壁の状態の場合は、問題ありませんが、特に下地が悪いとか、色の問題などがある時に関しては、当社の場合はメーカーの方にキッチリと確認して頂き、特別に仕様を作成してもらう事も行っています。
外壁塗装で5回以上の塗回数
外壁塗装で5回などの塗回数がある場合もあります。。
外壁塗装でも、防水性を上げる目的でメーカーの仕様自体が5回塗りという場合もあります。
特に、防水性が高くなる高弾性仕様の塗装などがそのパターンです。 下塗りを行った後に、防水性を高める、膜厚の付く塗料を、より膜厚が付きやすい多孔質ローラーで塗装を塗り重ねて、上塗りを行うパターンです。
このような高弾性塗料塗装の場合は、上塗りに関しても弾性系の塗料を塗装する事が必要になってきます。
塗装の仕様によって、下塗り、中塗り、上塗りと材料が違う場合もありますので、やはりキッチリと現在の外壁にあった仕様での塗装が最もお薦めという事になります。
外壁塗装の塗か回数と、塗回数が増えるのが、正解で、塗回数が少ないのは手抜きというのは一概に言えない部分もあるという事が分かって頂けたと思います。
あとは、塗装の仕様や、下地の状態によっての塗装回数の違いがあるという事です。。
ですので、詳しい説明もあまりないのに、4回塗り、5回塗りなど、塗り回数を多くしておいて、実際は、希釈率を上げてた塗料を塗装して、工事費用が高くなっているというような悪徳な会社もまだありそうですので、塗り回数が疑問であれば、しっかりと説明してもらうのが一番だと思います。
神戸市長田区の今井塗装ですが、神戸市各区での外壁塗装、屋根塗装を行っています。。
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