外壁塗装をお考えの方、すでに見積もり、相見積もりを取得されている方の場合、塗装会社によって見積もりの書き方も違いますし、売りと言いますか、お勧めされる塗料、塗装仕様も違うと思います。
その為、結局は何が良いの? 特徴に関しての説明も欲しいという方も少なくないかと思います。
今回は、私が思う個人的な部分もありますが外壁塗装に関しての種類、特徴を少し書かせてもらいます。
外壁塗装の種類と言いますと、まずは塗料の種類があると思います。
これは、住宅の外壁材に関係なく、使う事が可能である塗料という事になります。 変な書き方ですが、外壁材の種類や、現在の状況、前回の塗装の種類によっては、下塗り材は変える必要がありまして、実は、この下塗りの選定ミスでクレームが起きる事も非常に多いです。
実際に、塗料メーカーの営業の方にも、そのような話を聞く事も多いです。。
ただ、この部分は、今の状態を確認しない限り、無理になってしまいますので、外壁塗装の知識のある人にキッチリと状態確認をしてもらうというのがベストです。 工務店、建設会社、塗装会社、塗装職人の中にも知らない人も多いですし、分からない事があっても塗料メーカーなど塗料に関するプロに質問されないパターンが実は多いです。 いつでも同じ塗装仕様という会社もありますので、少し注意して欲しいと思います。
塗装の技術だけでなく、塗料、塗装の知識も重要という事です。。。
アクリル塗料
アクリル樹脂の塗料に関しては、すでに長年使われてきている塗料という事で、安心感もあります。 ただ、耐候年数は、若干短く、10年以下という場合もあります。 ですので、頻繁に塗り替えを考える場合は洗濯としてありかも知れませんが、すでに価格面ではウレタン樹脂(一つクラスが上)でも価格は安くなっているので、今では、あまり使われないと思います。
しかし、駄目な塗料という事は全くなく、軒天井など、透水性の必要な部分では、今ではアクリル塗料の艶無しなどが使われていますので、直射日光が当たらない場合などは何の問題もありません。
ウレタン塗料
ウレタン塗料に関しては、耐候性もそれなりに長く、現在の外壁塗装の塗装サイクルである10年から15年という部分に入っている塗料です。
価格も非常に多く販売されているせいで安くなってきていますし、長年使われてきているので実績も多いです。
ただ、全塗料に言えるのですが、希釈が多かったりすると、やはり弱い感じはします。 これは塗装の仕方、塗装会社の考え方という部分もあるので、全てに言える事ではあるので、ウレタン樹脂を使う事自体に問題は無いと思います。
でも、ウレタン樹脂塗料に関しては、ある意味 ひと昔前の仕様という感じになってきています。 当社の場合は、15年ほど前までは使っていましたが、今ではシリコン樹脂を使う事が最も多いです。 これはシリコン樹脂塗料の方が耐候性があるという事と、価格もウレタン樹脂から考えてもそれほと高くないという事があるからです。
シリコン樹脂
シリコン樹脂に関しては、まさに現在 使われる塗料のメインと言っても良いと思います。
先程、ウレタン塗料の部分でも書きましたが、価格、耐候性を考えるとこすとパフォーマンスは断然いいです。
今では、ラジカル抑制シリコン樹脂などもあり、より耐候性が良いと言いますが、劣化しにくい塗料も販売されていますので、お勧め度は高いです。
外壁面はシリコン樹脂がメインになってきていますが、鉄部に関しては、今だにウレタン樹脂というパターンもあるようです。
当然、付帯部の塗装に関してもシリコン樹脂の方が耐候性も良いですし、外壁面との事を考えてもシリコン樹脂が使われても当然だとは思いますが、なぜだか、今だにウレタン塗料を選択される業者もあるようです。
ちなみに、付帯部に使われる溶剤型のシリコン樹脂、ウレタン樹脂に関しては、2液性の物、1液性の物があります。
1液性の物に関しては、使う側からすれば使いやすいという部分もあり、使われる業者も多いようです。 しかし、ウレタン樹脂、シリコン樹脂などに関しては、そもそも2液性の物ですし、耐候性で変わらないのであれば、2液性を販売している意味がないという気もしています。
当社は、付帯部分の塗料は、下塗りの変性エポキシ樹脂もですが、2液性のシリコン樹脂を使っています。
密着度、耐候性は断然 違うと思います。。
ちなみに、公共工事で1液性の物は使われる事はありません。。。
フッ素樹脂
フッ素樹脂に関しては、シリコン樹脂よりも耐候性は高いです。 また、塗料メーカーにもよりますが、フッ素樹脂がそれほど高くなく販売されているメーカーもあり、耐候性を求める方にはお勧め度はあると思います。
ここからは、考え方なんですが、窯業系サイディングの目地部分のコーキングの劣化、モルタル外壁のひびの進行を考えると、やはり外壁塗装は10年から15年で行うのがベストです。 このフッ素樹脂に関しては、耐候性は15年以上という事で、外壁塗装のサイクルよりも長いです。
その分、表面の艶や劣化はやはり長持ちします。 しかし、塗装で補う事が出来ない目地のコーキングがひび割れは、それよりも早くに劣化する事もあります。
その為、フッ素樹脂塗装を行っている外壁に関しては、余計に表面の劣化だけでなく、目地部分、ひび割れなどをチェックされた方が良いかも知れません。
また、フッ素樹脂での外壁塗装を行った場合は、次回の塗装に関しては、下塗り材の変更が必要になってきます。
フッ素樹脂の塗装面にキッチリと密着する下塗り材を塗装する必要があります。 この部分の塗料の選定ミスでの剥がれ、捲れも多いようです。
今では、窯業系サイディングの中には、工場でフッ素樹脂が塗装されている物もありますので、チェックする必要があると思います。
外壁塗装の種類と言いますが、塗料の種類が以上のような感じです。。
ですが、文中にも書かせてもらいましたが、外壁塗装に関しては、塗料の問題よりも、塗装仕様が適切なのか? 実際に塗装工事を行う業者の考え方や、職人の指導の問題もあると思います。
悪質な外壁塗装業者の場合は、職人や下請け会社に、少しでも早く、安く工事を行う事を強要する会社もあります。
また、会社の儲け優先で施主様の大事な住宅に関してよりも、少しでも儲かるというような事を考えている塗装会社、塗装営業会社もありますので、注意して欲しいと思います。
実際は自社職人でもないのに、下請に安い価格で作業をさせているという会社も存在しますので。。
外壁塗装、屋根塗装をお考えであれば、相見積もりでも問題なく無料で対応しておりますので、神戸市近隣の場合は、ぜひとも当社にお問い合わせ、ご連絡お願いします。
当社は、自社職人で工事を行っておりますし、神戸市が運営する『すまいるネット』、神戸新聞社が運営する『マイベストプロ』にも掲載させて頂いている業者です。
これらのサイトは、審査があるサイトになります。 一般の外壁塗装のポータルサイト(一括見積もりサイト)などとは違いますので、安心感はあると思います。
ちなみに、公式ラインも開設いたしました。 ラインのお問い合わせも可能です。
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