漆喰外壁の住宅は、純日本風の家だったり、おしゃれな洋風の戸建住宅もあって、人気があります。。
また建築会社によっては、呼吸する家という事で、内壁にも外壁にも漆喰を使われているパターンもあるようです。
漆喰そのものは、非常に耐久性もよく、長期間 メンテナンスもする事なく、お薦めのような話が書かれているブログなどもありますが、実施には、メンテナンスが必要だし、メンテナンスを行う事で長期間 綺麗な状態を保つ事も可能だったりします。
今回は、漆喰外壁について少し書かせて頂きます。。
まぁ、私自身も漆喰外壁について知らない事も多かったので、色々と調べてみたり、塗料会社に問い合わせして、塗装屋としての漆喰外壁の塗り替えに関して書かせてもらいます。
そもそもですが、漆喰と言っても、本漆喰以外にも、種類があります。 また、漆喰と言われていても、漆喰調の塗料だったり、漆喰のような風合いの塗料だったりする事もありますので、実際に現在 外壁に使われてる素材が漆喰なのか?という部分はシッカリと確認する事がお薦めです。
当社も今まで、漆喰外壁の蔵や、漆喰調の塗装が行われている内壁の塗り替えなどを行ってきました。
本当の事を書かせてもらいますと、本漆喰に関しては、左官作業で塗り替えを行う物で、塗装業者としてはコテを使って平滑に壁を塗装するのは難しく、本漆喰に関しての塗り替えならば左官屋さんに依頼するというのがお薦めかも知れません。
しかし、最大の問題は、本漆喰の塗り替えを行える左官業者さんは、非常に少なくなってきているという事があります。
高年齢化というのもありますが、そもそも本漆喰を使っての工事自体が激減しているのが原因だと思います。 その為、工務店様、建設会社様から本漆喰だけど当社への塗り替えのご依頼なども多くなってきています。
ただ、問題なのは、漆喰自体がアルカリ性の強い材質の為、通常の塗料での塗装は、行えるのは行えますが、2~3年で剥がれ、捲れなどが多発してしまう為に、塗料メーカーは漆喰に関しての塗装はやめて下さいというアナウンスがあります。
漆喰に塗装可能な塗料と言えば、関西ペイントさんの、アレスシックイしかないと考えてもらっていいです。
その昔、漆喰専用の塗料が無い時代の時は、日本ペイントさんのケンエース、大日本塗料さんのビルデックと言われる塗料が漆喰にも塗装可能では?という事で、塗装会社が勝手に塗装を行っていたという事はあります。
当社も、昔は、それらの塗料で塗装を行っておりました。 まぁ、漆喰の劣化状態(施工してからの年数)などもあり、劣化が進んでいたせいか、今まで剥がれや捲れなどのクレームはありませんけど。。
ただ、現在は、漆喰に塗装出来るという事をキッチリとメーカーも記載している関西ペイントのアレスシックイを使われる事をお薦めします。
本漆喰とは違い、室内など手で直接塗れる商品や、DIYで簡単に施工可能な商品も今は多く販売されています。
実は、この手の漆喰のような商品は漆喰調という物で、漆喰とは違う事が多いです。 製品によって、違いはあるので、キッチリと確認は必要だとは思いますが、日本ペイントさんなどから販売されている商品の場合は、一般の塗料での塗装も可能という事になっています。(実際に日本ペイントに問い合わせて確認しました)
このように、漆喰のように思われても漆喰調という物も数多く存在しています。
その為、現在の壁が何で塗られているのかを調べる事で、塗装可能な塗料の範囲や、塗り替え時の注意ポイントなども分かりますので、まずは確認する事をお薦めします。
漆喰のカビ問題ですが・・・
漆喰は、水分を吸収し、放出出来るという事で、カビなどが生えにくいように書かれていたりしますが、給水の能力以上の水分がある場合は、それ以上、吸水し続ける事も無理だし、天候も悪ければ、放出される事も少なく、カビが生えやすい状態になります。
梅雨の時期がまさにですが、梅雨の具合によってもカビが発生しやすい年、そうでない年があるようです。
今年の場合は、梅雨入りも早く、しかも雨も多いという事で漆喰外壁に関わらずカビや苔の発生が多いという事になっているようです。
漆喰外壁、また漆喰調外壁など、現在の状態が分からないという方も、ぜひとも神戸市近隣の方は、お問い合わせお願いいたします。 図面に書かれている場合もありますが、現状を確認し、塗料メーカーなどにも確認してもらい、適切な塗替え方法をご提案させて頂きます。
ちなみに、公式ラインも開設いたしました。 ラインのお問い合わせも可能です。
ラインの場合は、お友達登録のあと、スタンプでも構いませんので、なにかしらのメッセージをお願いいたします。 メッセージを送って頂いた状態になり、初めて、こちらからのご連絡が可能になります。 こちらも、よろしくお願いいたします。